2009年12月12日土曜日

ヒマラヤ 創刊号入荷



*ヒマラヤ創刊号


 


先日、東京の知人が遊びにきました。

以前、知人が務めていた。文屋におじゃましました。


文屋の萩原氏がヒマラヤ(同人誌)を発行されたので。頂いてまいりました。


*以下文屋参照


詩の雑誌、『ヒマラヤ』を創刊しました。
ヒマラヤ同人は、

海埜今日子
太田 潤
広瀬大志


私、萩原です。

ネットを通じて、比較的すんなりと事がはこんで
創刊しました。

なんだか、作る段階からいろいろと興奮しながら
雑誌を編集しました。
貴重な体験です。

目次と後記を掲載します。

4人の同人が、各10頁ずつという検討で
詩と散文を掲載しています。



ヒマラヤ創刊号 もくじ

珠玉                   萩原健次郎   ●
『現世紀』より三篇            広瀬大志    ●
抜来手羅しる               広瀬大志    ●
こはんのやどは、あたしをかれた…     海埜今日子   ●
Serie「夜警」 書誌         太田 潤    ●
北斎、ありえないかたちが創造により    海埜今日子   ●
  狭間で結びつき、たしかな現実を…。
歌姫の年代記(1) 第1幕(歌姫探偵団) 太田 潤    ●
透明な喩体     伊東静雄について     萩原健次郎   ●



後記

ヒマラヤとは、雪(ヒマ)と蔵(アーラヤ)の合成語であることを知った。それから、道元の「正法眼蔵」の文中に「雪山喩大涅槃」という言葉を見つけた。雪山(ルビせつせん)とは、ヒマラヤのこと。そして俄然、夢想が深まった。あの高峰は、喩の降り積もったパラダイス=喩の捨て場ではないかと。それで、おもむろに四名の登攀隊が集った。あとはどうなるかわからない。小誌が美しい雪景色であることを願う。



定価1000円です。

希望をいただきましたら、お送りいたします。
部数、ぎりぎりしか刷ってなくてあまり残っていません。





テリトーイの棚に置いてます。気になる方はカットにきてね!