2010年12月13日月曜日

ヒマラヤ2号

★詩誌のヒマラヤ2号に、スミレ論を掲載。はじめて自作詩を引用した。


詩誌『ヒマラヤ』2号発刊

目次と後記より

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ヒマラヤ 2号 もくじ

●彼此                    広瀬大志   
●抜来手羅しる                広瀬大志    
●スミレ論                 萩原健次郎   
●Serie「夜警」 前夜          太田 潤    
●歌姫の年代記 第1幕(2)         太田 潤    
●「解体するVACANCE」より 絵葉書(戦場)  太田 潤    
●生きる壁の名前、つちうし君        海埜今日子   
●《こべつ坂》               海埜今日子   


【後記】より

いま降ったばかりの新雪(喩)の(蔵)。捨て場であり貯蔵庫であるヒマラヤ山脈を空からとらえた写真は、獣の皮膚のようになまめいている。けっして眼を慰安するととのった光景ではなく、蠢いている現在のように、ぐちゃぐちゃとしていながら静止している。たしかに、無音ではあるが呼吸している。息の持続や蠕動の繰り返しを見定めておこう。いつかふいに、美しいと官能するそのときまで。(編集・発行人 萩原健次郎)



このところずっと「スミレ論」の詩篇を
連作進行している。
ほとんど自動筆記の書法で
章立てして、つむいでいる。
春頃からはじめて
現在、40章くらいになってきた。

書きながら考え、悩み、
少し、感動もし
ずっと綴っていきたい。


文:萩原 健次郎さん